心もからだも「冷え」が万病のもと 川嶋朗(11)

心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)

心もからだも「冷え」が万病のもと (集英社新書 378I)

 うーん、万年冷え性の私には、常に携帯を欠かすことの出来ない一冊になる! と踏んで買ったのですが、これはひどい! うわあああああん。大切なことは何も書かれていない(断言)。
 何というか、最近の新書ってものすごく内容がスカスカですよねー。ここ数年の新書ブーム以降、特にその傾向が強くなっているように感じるわけです。研究職の小遣い稼ぎとか、週刊誌のコラムの100倍希釈とかよく聞きますし。
 結果、この本から得た情報といえば「冷えていると若いうちからでも癌や生活習慣病になる」「ストレスを感じやすい人間は冷えやすい」「身体を温めると心も自然に温まる」というような「ああ、そうだね」的なものだけでした(←とは言っても余りに基礎的な事実なだけであって大切なことであることには変わりないのですが)。残念。