不気味で素朴な囲われた世界 西尾維新(98)

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

不気味で素朴な囲われた世界 (講談社ノベルス)

 前作であるきみぼくと比べると二枚も三枚も落ちる印象。化物語(下)のような自家中毒気味のギャグが寒くて結構辛い。物語の核心的結末を導くに当たって前作のキャラを使ってしまうところが致命的だと思う。